宮崎駿・高畑勲による保田道世さんへの追悼文〜ジブリ『熱風』17年1月号

画像はジブリの年賀状より。宮崎駿監督による絵で、省略と描き込みが面白く可愛い。 今月号のジブリのフリーペーパー『熱風』は大きな特集はなし。「ぐるりのこと。」「恋人たち」の橋口亮輔監督へ中くらいのインタビュー。橋口監督の生き様を知れてとても面…

ネット上の表現に足りないのは"時間"感覚〜はてブを10年分整理してみて

ずっとやろうやろうと思っていて、なんとなく時代の節目を感じている今、ようやく着手した。はてなブックマークの整理である。私は使い始めたのがかなり遅いのだが、2007年から。しかも、ネットから離れていた時期が2年くらいある(2013年、14年)。それでも…

ある日偶然、自分の仕事と出会った時の嬉しさ

嬉しいことがあった。 詳しい経緯は心に残しておきたいので省略するが、ジブリの『熱風』で編集をやっていたときに、震災後の「デモ」特集で、哲学者の國分功一郎さんに原稿を書いていただいたことがあった。タイトルは「パリのデモから考える」。入社2年目…

社会に絞め殺される者たちの恐怖〜映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』

試写で。昨年のカンヌ国際映画祭パルムドール作品。 映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』公式サイト ケン・ローチ作品、カンヌ最高賞に - BBCニュース 最初はおじいさんの滑稽さがちょっぴり切なく面白いが、より社会的弱者なケイティの登場によって、だん…

【年越し】この10年間について〜1986年生まれの私の20代

およそ10年、どう生きてきたか 1986年生まれの自分は、今年2016年が最後の20代であった。”20代”とはなんと甘美な響きだったろう。 年越しでは、多くの人がやるように、前年を振り返って翌年について新たに心と身体と頭を整理する。ついでに、今年は20代のお…

30代の年越しは、何が待っているのだろう?

熊野に来ている。今年2度目。前回と同じく、川湯温泉みどりや、という宿に泊まっている。ここで年を越す。 露天風呂が素晴らしい。混浴温泉なのでパートナーとともに入れる。山の中、川のほとりにあるため、風が通る。冬だから、前回来たときよりも、気持ち…

また京都を通りすぎた

九州にいる叔父宅へ行くため昨日朝10時頃と、帰京するため本日いま21時に、京都を通り抜けた。新幹線はあっという間だ。 いつ京都に帰れるのだろう、か。

30歳過ぎから生き様が顔に現れるんだろうな

自分の顔をいまだに見慣れていない。鏡を見ない日のほうが多いのではないか、と思う。別に嫌いなわけではなく、慣れていない。自分に無頓着なタイプの男には結構いる気がする。 外に出ていく仕事が増えはじめているので、そろそろ意識的にやらねばならんと思…

スイッチオンPJ回想ーあなたの世界は何か?

学生にたくさん会ったことでエネルギーをもらったが、1日経って、あぁ随分アテられたんだなぁ、と思っている。朝に妻と渋谷の氷川神社へ参って、回転寿司行って、いまカフェにいて本読んで、読み終わったけれど、妻は隣で仕事してるから、一人でぼーっとし…

95〜96年生まれとたくさん会って脳つかった。自分より10歳下!!!

永瀧さんからアメリカのことをたくさん聞いたあと、夕方から藤代さんの家ゼミにお邪魔させてもらった。大学生13人が2グループに分かれて別々のプロジェクトを進めていて、すげー場所に来ちゃったぜと思った。 大学2年〜4年ということは、ハタチちょっと過ぎ…

『個人的なハーモニー』超スリリングだった!!!!!!!!!

個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論作者: 土居伸彰出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2016/12/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 色っぽいタイトルでいいなぁと思い予約していて、届いた。一気に読んだ。 アニメ…

夢枕獏版「大菩薩峠」~『ヤマンタカ 大菩薩峠血風録』テーマは2つだった

鈴木敏夫「大菩薩峠ってね、大好きなんですけどね」 夢枕獏「ええ」 鈴木「ああいう主人公ってどうなんですかね」 夢枕「あの、冷たいニヒルな。僕は割と好きで」 鈴木「もう一度ね、ああいうものが、待望論ってあるんじゃないですかね」 夢枕「あーーーーー…

恵比寿歴ほぼ6年

天気が気持ち良い日曜の朝は私を最強にしてくれる、と思う。残り物のご飯でお粥作って、佃煮と一緒に朝ごはん食べながら、漫画読んだり、動画漁ってた。で、朝8時になって、近所の恵比寿神社へお参りにいった。数珠を手水舎であらった。 日曜の恵比寿の朝は…

今年よく見ていたもの

野性爆弾川島 高校生ラップ選手権&フリースタイルダンジョン 米津玄師全般 宇多田ヒカル

宇多田ヒカル✕椎名林檎「二時間だけのバカンス」歌詞の意味

宇多田ヒカルのアルバム、どの曲も良くてずっと聴いちゃう。人間活動を経た宇多田ヒカルの新境地がとにかくビンビンくる。「道」「俺の彼女」「二時間だけのバカンス」「真夏の通り雨」「荒野の狼」「人生最高の日」をとにかくループして聴いてしまう。もち…

「鮨 和美」うまかった

びっくりした。鮨 和美 ネタもうまいし、シャリも食べたことがない。刺し身から寿司へチェンジするときに食べた、梅しその大根重ね、が美味かった。。

ストレングスファインダーやってみた

はてなフォトライフを漁っていたら、ちょうど7年前はウェブ学会というものがあって(09年12月7日)、友人と参加していたことが判明した。中山浩太郎(ウィキとAI)と鈴木健(分人主義)の講演が面白かった覚えがある。画像は鈴木健のやつで、これまた懐かし…

私が選ぶ混浴ベスト3

京都に二日間滞在したあと、熊野に来ている。実は結構悩んだ。あと数日滞在するならば、京都にずっといるほうが面白いかなぁとも考えた。しかし、映画「溺れるナイフ」を見て、溺れるナイフ熱が再燃し、舞台となっている熊野に惹かれ、この際、思い切って熊…

やったー2日間帰ったぜ!いぇーーーい!!

22・23日と2日間、京都へ帰りました。備忘録として旅程を記しておきます。<1日目> 朝7時すぎに仕事を終えて新幹線のった。6時に会社の30階にいたために、地震で結構揺れた。酔った。京都に行くって決めていた日だったんだけど「ぎゃーーーーもう京都帰る…

ねとぽよ人材募集のための参考メモ(活動の一部を紹介します)

ねとぽよ初の説明会&採用面接が、明日、開催されます。募集要項と会場・時間は公式サイトでご確認ください。netpoyo | ねっとぽよくはへいわしゅぎをひょーぼーします 募集要項にある通り、明日は、①編集者・ライター、②プランナー・イベンター、③エージェ…

都内で独りぼっちを楽しむ方法(暮れ泥むビール編)

金曜から土曜にかけてずっと立ち仕事をしたせいか、起きたら昼間の12時だった。本日、27日の日曜日。 眠気まなこにFacebookを見たら、友だちからハロウィーンの招待が来てて、そっか今日はそうやって楽しむ日か、なんて季節を感じながら、今週はずっと気を遣…

日本の興行界を支えた映画「ハリー・ポッター」シリーズ なぜ売れたのか?

映画に詳しい人たちと飲んでいると、「自分の生涯ベスト10」とか「好きな映画音楽」とかいろんな話をしてたまに喧嘩になるのですが、「なぜ2001年から映画館に人が戻ったのか」というのは楽しく歓談できるいいネタです。 日本映画製作者連盟のデータを見ると…

綾野剛の「上がるぅぅ↑↑」(高音)が聞けるのは明日の朝まで!

綾野剛にゃん(©少年アヤちゃん)の珍しい声が聴けたので。 あと、このページは毎日更新されている(?)から、明日の回の放送後には別の動画になっちゃうので。 http://www.ntv.co.jp/zip/gatchaman/index.html オカマに縛られた剛にゃん、どうなるんでしょ…

『風立ちぬ』で宮崎駿が考えた、もうひとつのエンディング

タイトルが駄目すぎて、ほとんどの人は手にも取らないんじゃないかなー、本屋からひっそりと消えていくんじゃないかなー、というコレ。 風に吹かれて作者: 鈴木敏夫出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/08/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1…

10倍返しができないサラリーマンのお話

「やられたら、やり返す」と同僚の女子がすでに倍返しの狼煙をあげていた。本当は彼も倍返ししたかった。 同僚の女子が逆襲しようと思っている相手は、部内のお局様だった。お局様の権謀術数により、お茶をこぼし、伝票の処理を間違え、抑えたはずの会議室が…

幸運ばかりが続いてフラフラしていた人のお話

アニメーション会社を出てテレビ局へ入社し、4ヶ月が経ちました。 中学・高校とネットにハマり、少し大人になってからブログを書きまくってmixiに夢中になって、大学4年生のときにはてなでアルバイトをさせてもらって。はてなはあのネット上の空気がそのま…

ボカロ小説『悪ノ娘』シリーズについて書評を執筆しました

「悪ノ娘」や「悪ノ召使」などで人気のボカロP「悪ノP」本人によるボカロ小説を読みました。2010年に第1巻が発売されていたので、ファンの方々には「もう2年前やんけ!」と怒られそうですが、ずっと知らなかったのです。友人に薦められるまま読んでみたら、…

家入さんちで紙雑誌『ぺぱぽよ』が買えます

ねとぽよメンバーでさえまだ手に入れていない人が多いという希少紙雑誌『ぺぱぽよ』。今年5月に発行した『ねとぽよ第2号』でお世話になった家入明子さんちで買えます。コミケと同じ300円で販売していますので、明子さんちに行って手に入れてください。 (こ…

【画像あり】『ぺぱぽよ』が完成しました #c82

明日8/12(日)に夏コミで発売するねとぽよのコピー本『ぺぱぽよ』が完成しました。LINE、ニコニコ超会議、スタディギフト、神待ち…etcと上半期に話題になった出来事を取り上げて語った座談会のほか、もろもろコンテンツが詰まっています。 はてな、ペパボ、…

夏コミで販売する雑誌に、2012年上半期のウェブカルチャー振り返り座談会を掲載します #c82

ねとぽよは今週末の夏コミ【3日目東2R-45b】に出展します。今回も新しい雑誌をつくっていて、その主要コンテンツは2012年上半期にウェブで話題になった出来事の振り返り座談会です。LINE、ソーシャルゲーム、ニコニコ超会議……などなど、ねとぽよが上半期のウ…

『彼女とカメラと彼女の季節』の違和感のなさ

会社の先輩に貸してもらって『彼女とカメラと彼女の季節』を読みました。先輩はカメラクラスタの人間として手にとったようです。写真部が出てきて、主人公が好きになる女の子は二眼レフカメラを使っているんですよね。カメラ漫画として面白かった、とのこと…

ネトヲチ力を活かせるメディアが少なすぎる

ねとぽよでライターとして活動しているkkさん(@kingworld)がねとらぼで記事を書きました。「喪女」をテーマにした日本の漫画『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』がなぜか4chanで人気になり、逆輸入で日本でも話題になって、単行本が40万部ヒッ…

3年ぶりにはてなアルバイト時代の友だちに会った

はてなでアルバイトをしていたときの友だちの灰色ハイジと3年ぶりくらいに会った。ハイジは社会人になっていま4年目で、私は3年目。3年ぶりに会うと、お互いいろんな仕事をしてきていて、雑談がすごーく楽しかった。ここじゃ書けないけど(笑)。 ハイジと私…

記事を書くための取材準備について

学生のとき、初めて取材した相手がスタジオジブリの鈴木敏夫さんでした。今だに、その90分ほどの取材のことをよく覚えています。私の質問に対して鈴木さんがどういう表情で何を答えたか、そのときに私は頭の中で何を考えてどういう振る舞いをしたのか。初め…

小説家・ライターの山下卓さんに『ねとぽよ第2号』を取り上げてもらいました

電子雑誌『ねとぽよ』2号は面白い。とくに「ARG」を扱った特集記事は一般雑誌ではお目にかかれない資料的価値の高いもの。巻末の大塚英志氏のロングインタビューとあわせて読むと、時代の中で変化してきたものと変化しなかったものが浮き彫りになる。URL201…

「おごってあげるよっ!」と言われたときに即答したい店

たまーにねっとぽよくたちにおごるときがあるのですが、彼・彼女たちの返答を聞いていると「ヘタクソだなぁ」と思います。こちらが「よし、おごるよっ」っていうときに、返すお店の名前を決めていないんですよね。私は決めています。自分より年上のひとから…

ねとぽよカード、関西でも買えます

『ねとぽよ第1号』、『ねとぽよ第2号』はねとぽよショップで購入する以外に、ねっとぽよくが所有するねとぽよカードを手に入れてダウンロードする方法があります。たとえば、関東(主に高田馬場近辺)では、ねっとぽよくの@umamanを見つけると購入できます。…

相手の目を見続けてもいいのでしょうか?:仕事の不安

インタビューをしているときに「相手の目を見続けるかどうか」というのがありますね。べつに取材じゃなくとも、誰かと談笑しているときでも、好きな人とお酒を飲んでいるときでもいいんですけど。相手が話しているときや、自分が話しているときに、相手の目…

一滴の血も残さずに豚を解体・加工する映像をみた

ねとぽよエージェント業務で先日とある会社の方と晩ご飯にハムを食べていました。そこで二人で盛り上がったのがNHKドキュメンタリー「人間は何を食べてきたか」です。 人間は何を食べてきたか 第1巻 これは1985年の正月に5夜連続で放映されたドキュメンタリ…

子どもと遊ぶ前の交渉:子守りの悩み

ねとぽよのエージェント業務以外にプライベートでやっていることといえば、子どもと遊ぶことです。この一年、月に3~4回のペースで別々の家庭の0歳~5歳の子どもと会っています。 その際、子どもとの信頼関係をつくるのはとても大事ですが、子どもに会うため…

ねとぽよは夏コミに参加させていただきます #c82

昨年末の冬コミに初参加したネットの平和を守る市民団体「ねとぽよ」。出展の手続きをちゃんとしていなかったので、久谷女子さんなどいくつかのサークルさんに委託する形での参加でした。 [購入方法]冬コミにて、2011年のネットを振り返る電子書籍「ねとぽよ…

電子書籍『ねとぽよ第2号』で家入一真さんに取材をしました

電子書籍『ねとぽよ第2号』で家入一真さんに取材をしました。特集「ネットと料理」の中の「奥さまに夫のウェブサービスを料理してもらった」企画です。家入一真さんの奥さま・家入明子さんに「CAMPFIRE」というサービスを料理してもらったんですね。企画の紹…

新興市民団体「ねとぽよ」に関するご説明

モノをつくるときの最後の修羅場は、いつもツライもので。締切で胃がキリキリし、つくり手同士で怒号が飛び交う。締切前日はやっぱり徹夜になってしまって。5月6日の文学フリマで発売した『ねとぽよ第2号』の制作現場では、発売当日にメンバーたちが次々と倒…

仙台ファシリテーション班の一ヶ月を振り返っておくか

スイッチオンプロジェクトでは11月28日に仙台へいきイベントを行いました。その準備で、ぼくが主にやったのは「ファシリテーション班のリーディング」です。振り返っておきます。 目次 ファシリテーションという言葉を知る 10月18日 ファシリテーション班、…

メディアの人から学んだこと「ジブリ鈴木敏夫インタビュー」ができるまで

8/1講談社にて、スイッチオンプロジェクトの成果発表が催されます。その中の展示物のひとつとして「鈴木敏夫インタビューの記事ができるまで」を来てくださった方に見ていただこうと決まり、現在動いています。 私のような取材経験のない者が、いかにしてgoo…

「編集」で「読める記事」にする

スイッチオンプロジェクトの第2回ミーティングがあり、「文章構造の作り方」というテーマで濃密な5時間を過ごしました。 3月末に開催された合宿が、はるか昔のように感じます。あの合宿以来、毎日プロジェクトのことと、インタビュー相手のことを考えてきま…

インタビューにおける質問の立て方

インタビューするにあたって、戦後史を復習したり*1、社会学の本を読んだり*2しているんですが、「インタビューってそもそも何のためだっけ?」と立ち止まり「記事を書くためだ」ということに気付いたので、記事を書く際に有用そうな本を買いました。山田ズ…

はてな合宿で撮影されたスタッフ写真

11月15日と16日、はてな合宿がありました。場所は琵琶湖のほとりの静かな旅館です。 そこで撮影されたスタッフ写真が会社情報のスタッフ紹介ページに載っているのでぜひご覧ください。 http://www.hatena.ne.jp/company/staff-introduction ○○○ 梅田望夫さん…