『彼女とカメラと彼女の季節』の違和感のなさ

 会社の先輩に貸してもらって『彼女とカメラと彼女の季節』を読みました。先輩はカメラクラスタの人間として手にとったようです。写真部が出てきて、主人公が好きになる女の子は二眼レフカメラを使っているんですよね。カメラ漫画として面白かった、とのこと。私に薦めてくれたのは「百合漫画」だからです。
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 この漫画は女の子が女の子を好きで好きでたまらなくなっていくお話なのですが、よくある百合と違うのは男の子がぐいぐい彼女たちの関係に入ってくるところです。そういうときって読んでいる私としては「男しねよ」と思うわけですが、『彼女とカメラと彼女の季節』の場合は違和感がなかったです。男の子のあっけらかんとしつつ真面目なキャラクター造形と、そもそも百合の描き方が程よいのが成功している理由だろうと思います。
『彼女とカメラと彼女の季節』のいいところは、百合や、男が百合に入ってくることや、カメラの扱い方や、学園生活といった作品のいろんな要素に「違和感がない」というところです。このバランスの良さってなかなかできないと思うんですよね。「マジすごい。歴史に残る作品だよ」というオススメの仕方はできないですが、「良作だよ。読んでみな~」とオススメできるそんな漫画です。2巻を楽しみにしています。