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一滴の血も残さずに豚を解体・加工する映像をみた

 ねとぽよエージェント業務で先日とある会社の方と晩ご飯にハムを食べていました。そこで二人で盛り上がったのがNHKドキュメンタリー「人間は何を食べてきたか」です。

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人間は何を食べてきたか 第1巻
 これは1985年の正月に5夜連続で放映されたドキュメンタリーです。第1回目のテーマは「肉」。豚です。豚を飼育しているドイツの農家を取材しています。
 1502年のニュルンベルクでは、一人あたりの年間豚肉消費量は約80kgだったそうです。で、この値は今のドイツ人とほぼ同じなんですね。つまり、肉を食べている量は16世紀から変わっていない。
 ドイツの風土はもともと痩せた土地で、気温が低いですから、作物の生育に適していないんですよね。穀物はいつも不足していました。その点、豚は木の実や雑草で育つので、この風土に合ったというわけです。豚は無くてはならない供給源でした。
 冬になって穀物が実らなくなる前に、人々はできるだけ豚を肥えさせてから屠殺していたそうです。屠殺した後に、塩漬けやソーセージなどの保存食をつくりました。以上、番組のナレーションの要約です。


 番組の大半はドイツ・バイエルン郊外の農家の豚解体・加工映像が続きます。
 10ヶ月飼育した、体重120kgの豚というのが豚小屋から庭に引きずり出され、殺され、血を抜かれるところからスタート。殺された豚は50℃に温めたお湯に入れられます。熱いお湯に入れるのは、毛を取りやすくするため。魚の鱗を取るように、包丁で毛が取られます。その家の子供たちがワーワー見ている中、大人たちは黙々とシステマティックに作業を進めていきます。
 豚の両足の腱のところに棒をぶっさして吊し上げ、まず内臓を取り出します。魚を三枚におろすように、豚を解体するんですね。実に手際よく作業をしていきます。目玉とヒヅメ以外、全て使います。血はソーセージに使い、膀胱はソーセージの皮になります。
 豚一頭を解体し加工するまで、4時間。豚はその一家の三ヶ月分の食糧として、50kgの精肉、20kgのベーコン・ハム、40kgのソーセージとなりました。私たちが肉を食べるときも、こういう屠殺があるんですね。


 屠殺して加工する過程はよく分かったのですが、食べているシーンがホームパーティーのシーンだけだったので。日常の食事風景が見たかったです。インタビューでは少し答えていました。

  • 朝は黒パンと珈琲、バター、ママレード。たまにソーセージ
  • 昼は肉。焼いたり、シチューにしたり。たまにソーセージ
  • 夜は火を使わない。チーズ、ソーセージ。ビールかりんご酒

 その光景を見たかったです。ねとぽよで取材したい!(ネットに関係ないからだめかぁ…)