ある日偶然、自分の仕事と出会った時の嬉しさ
嬉しいことがあった。
詳しい経緯は心に残しておきたいので省略するが、ジブリの『熱風』で編集をやっていたときに、震災後の「デモ」特集で、哲学者の國分功一郎さんに原稿を書いていただいたことがあった。タイトルは「パリのデモから考える」。入社2年目のときだ。
この年越しは和歌山の熊野にいたのだが、土地のパワーだろうか、自然と南方熊楠を読んでいて(土宜法竜との往復書簡をまとめた本)、中沢新一に還ってきた。そして・・・
- 作者: 中沢新一,國分功一郎
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2013/03/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (16件) を見る
- 作者: 國分功一郎
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 『民主主義〜』では、原稿を再掲してくれていた。一番最初の稿に。
ある日、偶然、自分が関わった仕事に触れて、喜びをめいいっぱい味わった。自分の仕事が違う形で現れたから、だろうか。そして、國分さんに原稿依頼して話したカフェでのドキドキ感を思い出した。